エミネムが子ども時代を過ごした家が競売に 最低落札価格はなんと1ドル
ラッパーのエミネムが子ども時代を過ごした東デトロイトにある家が最低落札価格1ドルという安さで競売されることが決まったという。
Detroit Free Pressによると、この家は1987年にエミネムの母親デボラ・マザーズが1万9,900ドル(約199万円)で購入。3,000ドル(約30万)の頭金と、月々220ドル(約2万2,000円)を支払うことになっていたという。その7年後、所有権がエミネムに移されるとすぐに、アン・インベストメンツに譲渡され、2001年に税金未払いで抵当流れになったとのこと。(1ドル100円計算)
周囲には同じように長年放置された物件が12軒以上あるそうで、地元に住むロンダ・ブラウンさんは、これらの家を昔の状態に修復するのに手を貸してほしいとエミネムに呼びかけている。
「自分が成功するきっかけとなった場所がこんな風に荒れ果てているのを見るのは残念だと思います。わたしの小銭ではどうすることもできません。なぜ億万長者が手を差し伸べてくれないのでしょう? わたしたちが一人、二人で頑張ってもどうすることもできないんです。デトロイトを愛する、情熱のあるたくさんの人が必要なんです」とコメントしている。(BANG Media International)