前立腺がん公表の北村総一朗、入院・手術は10月7日以降
前立腺がんのため10月上演の舞台からの降板を発表した俳優・北村総一朗が21日、入院および手術は10月7日以降になる予定だとオフィシャルブログで明かした。
21日に「ご心配掛けました。」と題したブログ記事を更新した北村は「前立腺癌で、手術を受けることになり、劇団昴公演『本当のことを言ってください。』を、降板する事になりました。慚愧に堪えません。関係者の皆様には、ご迷惑ご心配をお掛けしたこと、心からお詫び申し上げます」と謝罪。「ましてや、私の出演する舞台を楽しみにし、チケットを購入して下さったお客様を裏切る結果となり、誠に申し訳なく、断腸の思いです」と苦しい胸の内をつづった。
ファンからは数多くの励ましの言葉が寄せられているといい「その温かさに勇気づけられ、一日も早く完治させてみせると、意を強くしております。本当にありがとうございます」と早期回復を誓うとともに感謝の言葉を記した北村。「入院・手術は、10月7日以降になるようです。それまでに何処かで私を見かけても、心配しないで下さいね」とファンに呼び掛けている。
所属する劇団昴の発表によると、北村は8月中旬に都内病院にて前立腺ポリープ内視鏡手術を受け、前立腺がんと診断されたという。その結果、早期の前立腺全摘出手術が必要になったため、現状のまま稽古を続行することが不可能になり降板という結論に至ったとのことだ。(朝倉健人)