阿部サダヲ、三つのギネス世界記録を樹立!
25日、映画『謝罪の王様』のギネス世界記録挑戦イベントが都内で行われ、主演の阿部サダヲと水田伸生監督が、会場に集まった1,000人を超える観客と一丸となって三つのギネス世界記録の獲得に挑戦。公式認定員立会いのもと、見事チャレンジを成功させ、新記録を樹立した。
『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』に続く阿部、水田監督、宮藤官九郎(脚本)トリオの3作目となる本作にちなんで、三つの「ごめんなさい」によるギネス世界記録に挑戦したこの日。
一つ目のチャレンジは、「1,000人で謝罪メッセージを書いたタオルを持ち、『謝罪チェーン』を作ろう!」(挑戦記録名:Longest human towel chain)。主なルールは「チェーンはタオルを握った参加者によって形成。1番目の人がタオルの端を握り、2番目の人がもう一方の端を握る、といった具合に続けていく」というもの。これまでの世界記録は、2013年7月13日にドイツで記録した378人。今回は1,061名がタオルをチェーン状につなげ、見事に世界記録を手中に収めた。
続いて「1,000人で一斉に45度の謝罪(お辞儀)をしよう!」(挑戦記録名:Most Pairs Bowing Simultaneously)に挑戦。主なルールは「参加者は全員ペアで」「お辞儀は45度以上」「定位置で3分間以上キープ」といったもの。予想外に苦しい体勢となり、水田監督をはじめ、悲鳴をあげる人の声が会場に響き渡った。さらに腰を痛めている人などが離脱したものの、残りの総勢1,022名で見事クリアした。
最後は「来場者全員で王冠をかぶって、みんなで“謝罪の王様”になろう!」(挑戦記録名:Most people wearing paper crowns)。これは、参加者が紙の王冠をかぶった状態で定位置にとどまり、5分間以上キープをするというチャレンジ。これまでの世界記録は、2012年6月9日にエリザベス女王・即位60周年記念祝賀イベント内で、総勢749名で達成したもの。今回、1,047名で記録を更新した。
見事三つのギネス世界記録を樹立した阿部は「試写会イベントでギネスにチャレンジするなんて初めて。エリザベス女王の記録を破るなんて申し訳ない気持ちもしますけど、楽しいですね」と笑顔を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『謝罪の王様』は9月28日より全国公開