GMT・優希美青、注目度の高さに驚き…「あまちゃん」効果で仕事激増
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」に登場したGMT47メンバー・小野寺薫子を演じた優希美青が28日、初主演映画『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』の初日舞台あいさつに登壇し、本日最終回を迎えた「あまちゃん」の思い出を振り返った。
「あまちゃん」効果で仕事激増!映画『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』フォトギャラリー
舞台あいさつの途中いきなり「あまちゃん」の話題を振ったのは、劇中で優希の父親を演じたダンカン。「今日最終回でしょ。本当にショックだよ、もうこれを超える作品はないだろうなって」と明かすと、「一応俺も出ているんだよ。朝から晩まで撮影したんだけど、結局カットされて出演は2秒くらいだったけど。ちくしょう!」と笑いを交えながらアピールしていた。
一方、「あまちゃん」でGMTの一員を演じた優希は同作で知名度を大幅に上げた。「おばあちゃんが朝ドラの大ファンで、わたしも大ファン。その朝ドラに出演が決まったと聞いて本当にうれしかった」と語ると、「わたしの出身の東北が舞台になるだけでもありがたいのに、わたしも出演できてうれしかった。大きな財産になりました」と改めて喜びをかみしめた。
最終回が近づくにつれて、友人から連絡が来ることも多くなったといい、「友達がLINEで本当にたくさんメールをくれました。みんな、『何で終わらせてしまったの?』って言うんです」とその注目度の高さに驚いているようだった。
現在は「あまちゃん」効果で仕事が激増しているという優希。初主演となった本作については「主演をやらせていただけると聞いて、最初はすごくプレッシャーだった」としつつも、撮影を経てその心境にも変化があったとのこと。「最後はとても幸せな気持ちになった」という言葉通り、この日は終始、充実した表情だった。
映画『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』は福岡を舞台に、絵本作家の父(ダンカン)と暮らすみどり(優希美青)の成長にスポットを当てたヒューマンファンタジックストーリー。新しくやってきた中国人の母(佐藤仁美)との考え方や文化の違いに困惑しつつも、絵本を通じて絆を育む姿を描く。この日の舞台あいさつには他に、佐藤仁美、佐津川愛美、原田佳奈、山野はるみらも登壇した。(取材・文 名鹿祥史)
映画『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』は公開中