AKB島崎遥香、元メンバー光宗薫との再共演を語る
今年1月放送のスペシャルドラマに続き、『劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐』で36歳の子持ち美魔女鑑識官・水野流美を演じたAKB48の“ぱるる”こと島崎遥香が、劇中に登場するAKB48にまつわる小ネタや、久しぶりに共演した同グループの元メンバー・光宗薫について語った。
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現在19歳の彼女がこの役を演じることに抵抗はなかったのかという問いに、島崎は「キャラがあまりに濃くて驚きましたけど、演じたくてもなかなか演じられない面白い役。だから、映画版も楽しんで演じようと思いました」と笑顔で語る。
濃いといえば、流美の美魔女メイク。フジテレビの番組「AKB映像センター」で披露するアニメ風メイク“アニメイク”も話題の島崎だが、流美に関しては「メイクさんにおまかせで、全部厚塗り。ファンデーションから層を作る感じで、赤のリップもベッタリ塗るし、つけまつげも大量。AKB48でも私生活でもメイクは薄めなので、ガッツリ化粧している感じです(笑)」と別人になることを心から楽しんでいるよう。
ドラマ「私立バカレア高校」などAKB48メンバーとの演技経験はあるが、プロの俳優に囲まれての演技は、1月のスペシャルドラマが初。「最年少ですから、どこか孤独でした」と語る彼女だが、今回は昨年10月に脱退した光宗薫との再共演も。「久しぶりに会えてうれしかったし、休憩中は『最近何しているの?』とか、いろいろおしゃべりしました。特に意識はしなかったし、二人の絡みのシーンはコミカルなので、お客さんに楽しんでもらうことだけを考えました」と真っすぐな目線で語る姿は彼女らしい。
マイペースすぎる性格ゆえ、ファンから「塩対応」ともいわれる島崎だが、完成した作品については「ドキドキしたり、悲しくなったりしましたが、AKB48にまつわる小ネタが入っているんですよ! 事故現場に置かれた番号札や、飾られたステージ衣装。あと、わたしのセリフの後に北村(一輝)さんが『しょっぱ!』ってアドリブを入れてくださったシーンには笑っちゃいました」とかなり満足の様子。そんなスタッフ・キャストのAKB48愛にもあふれた本作は、ドラマファンならずとも見逃せない。(くれい響)
『劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐』は公開中