エルトン・ジョンの音楽は「悪魔の仕業」 露イスラム教指導者が非難
ロシア連邦タタールスタン共和国のイスラム教指導者であるイマームのルトゥフリン氏がエルトン・ジョンの性的指向を非難し、彼の音楽は悪魔の仕業だとコメントした。
ルトゥフリン氏は「公に男と結婚をした、世界的に有名な同性愛者エルトン・ジョンはソドミー(自然に反するとされる性愛)を助長している」とコメント。コンサートを行う側と、観客側の双方に天罰が下るだろうと、12月にモスクワとカザンで行われるコンサートをボイコットするように呼び掛ける声明を現地時間10月3日に発表した。
エルトンは同性愛者の権利平等を支援しており、ロシアでのツアー時にも姿勢を変えないことを宣言。ロシアでは同性愛の宣伝行為を禁止する法律が制定されており、エルトンが違反したと判断されれば、最大で15日間の拘留と5,000ルーブル(約1万5,000円・1ルーブル3円計算)の罰金を言い渡される可能性があるという。(BANG Media International)