香取慎吾のS発言に女性ファン悲鳴!
SMAPの香取慎吾や俳優の佐藤浩市らが10日、丸の内ピカデリーで行われた映画『人類資金』のレッドカーペットイベントと舞台あいさつに登場した。旧日本軍の秘密資金といわれる「M資金」をめぐる陰謀と戦いを描いた本作で、主人公にM資金強奪を持ち掛ける謎の男・Mにふんした香取は、開口一番「皆さんこんばんは。Mです」と自己紹介。「普段はSなんですけど」と付け加え、会場中の女性ファンに黄色い悲鳴を上げさせていた。
この日は香取と主演の佐藤のほか、森山未來、石橋蓮司、寺島進、三浦誠己、岸部一徳、阪本順治監督、福井晴敏(原作)という豪華キャスト・スタッフが勢ぞろい。ベテラン俳優陣に囲まれた撮影を振り返り、香取は「そうそうたる出演者の中でとても緊張しながらMを演じさせていただきました。先輩方ばかりなので、未來君にだけは先輩面をしてね」と冗談を交えながらコメント。
世界4か国を舞台にした本作とあり、香取もニューヨークやロシアに撮影で赴いたそうで、「一泊いたのかいなかったのか記憶が定かではないくらいで、飛行機に乗っていた時間の方が長かったけど、それをつらいとは思わなく、すごく楽しい経験ができた撮影でした」と刺激的な撮影を振り返った。
また、この日はオール男性陣で、檀上は男くささ満点。香取が「(撮影でも)男の人ばかりで、今日も裏で『この後どこに飲みに行く?』って話ばかりで、すごく楽しかったです」とにこやかに振り返れば、佐藤も「観月ありさも出演していますが、観月がいないとこんなにむさ苦しくなってしまって、やはり女性の存在は大きな」と男性陣を見渡しながらぼやいて笑いを誘っていた。
同作は『亡国のイージス』の阪本順治監督と福井晴敏(原作)コンビが再タッグを組んだサスペンス。M資金を題材に、佐藤、香取、森山ら日本を代表する俳優陣のほか、韓流スターのユ・ジテ、『バッファロー'66』などのヴィンセント・ギャロら国際的な顔ぶれが、壮大なスケールのマネーゲームを繰り広げる。(中村好伸)
映画『人類資金』は10月19日より全国公開