中尾明慶、第1子誕生後初の公の場!ファンに喜びを生報告
北野武監督の映画『Kids Return キッズ・リターン』のその後を描いた『キッズ・リターン 再会の時』の初日舞台あいさつが12日に都内で行われ、4日に女優・仲里依紗との間に第1子男児が誕生したばかりの俳優・中尾明慶がパパになってから初めて公の場に登場して「かわいい限り。目に入れても痛くないという言葉がありますが、本当に痛くない!」とファンの前で喜びを生報告した。この日はほかに、平岡祐太、三浦貴大、倉科カナ、清水浩監督が登壇した。
清水監督によると、カナダで開催された第32回バンクーバー国際映画祭のドラゴン&タイガー部門で本作が上映された直後に第1子誕生のニュースが飛び込んできたとのこと。中尾は「うれしいと共に、自分自身がしっかりしないといけないと思った。これからも俳優業に力をいれていきたい」と力強く父親としての決意を明かすと、「数日前に地元の友達が突然訪ねてきて、紙おむつを4箱分くらい届けてくれた。友達っていいなと思った。心の支えになります」と語った。
実際、本作へはオーディションを受けて出演が決定。「『キッズ・リターン』のオーディションをやっていると聞いて、自分の好きな作品だし、何としても出たいと思って監督に会いに行った。こんなにいい役をもらえると思っていなかった」と出演の経緯に触れた中尾。「役者として正しいのか間違っているのか悩んでいた時期で、この作品が全て吹き飛ばしてくれた。みなさんにこうして観たいただいてうれしい」と笑顔を浮かべていた。
『キッズ・リターン 再会の時』は1996年に公開された北野武監督の『Kids Return キッズ・リターン』の10年後、久しぶりに再会を果たしたシンジ(平岡)とマサル(三浦)の青春劇を描いた物語。平岡が体脂肪を8パーセントに絞ってボクサー役に初挑戦している他、三浦も初のヤクザ役に挑戦。また、平岡へのボクシング指導を故・梅津正彦が担当していることでも注目の作品となっている。(取材・文:名鹿祥史)
映画『キッズ・リターン 再会の時』は全国公開中