真木よう子&吉高由里子が最優秀女優賞!-第5回TAMA映画賞
第5回TAMA映画賞の受賞者が発表され、映画『さよなら渓谷』の真木よう子と『横道世之介』の吉高由里子が最優秀女優賞に輝いたことがわかった。TAMA映画賞は市民映画祭TAMA CINEMA FORUMのプログラムの一つとして毎年選考が行われており、2013年国内映画賞レースの皮切りとなる賞だ。
『そして父になる』『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』など出演作が続く真木は、『さよなら渓谷』で「尊厳を傷つけられながらも生き抜く女性の姿を繊細かつ豊かな表現力で演じ切った」とその演技力を高く評価されて最優秀女優賞を受賞。また、吉高の同賞受賞理由としては、『横道世之介』で「時の重みと成長を鮮やかに体現した」ことが挙げられている。
このほか、最優秀作品賞には『さよなら渓谷』と『横道世之介』、最優秀男優賞には松田龍平、最優秀新進男優賞には星野源と池松壮亮、最優秀新進女優賞には黒木華と刈谷友衣子が決まっている。授賞式は11月23日にパルテノン多摩にて行われる予定だ。(編集部・市川遥)
第23回映画祭TAMA CINEMA FORUMは11月23日~12月1日まで(11月25日は休映)、東京都多摩市内の3会場4スクリーンで開催