中村うさぎ、病気と美容整形の関連否定
現在入院中の作家・中村うさぎが10日、自身が受けてきた美容整形と、一時心停止状態にまで陥った体調不良との関連を、オフィシャルブログで否定した。
10日付のブログで中村は、今回の入院と美容整形について「関連付けて考えちゃう人は多いのね」と言及。すでに整形から10年以上たつことに触れ「美容整形が原因なら、今更って感じがしない?」と疑問を呈し、「もちろん『塵も積もれば山となる』的な考え方もできるけど、あたしの実感では、それとは別な気がするの」と関連を否定した。
もちろん整形のため「長年ポツリヌス菌を打ち続けた」(原文ママ)というだけに、自分でも関連を疑ったという中村。しかし主治医にもその可能性は低いと言われたという。さらに「みんなの不安はわかるの」とつづると「高いお金払って整形して、それが原因で難病になったりしたら笑えないわよね。でも、あたしの病気は整形とは関係ない。自分でわかるの」と改めて関連を否定した。
その上で中村は、現在の状態について「面倒臭がって、なかなか病院に行かなかったあたしが悪い」と体調管理を怠ったことが原因と分析。さらに「理由はわからないけど、少しずつ、あたしの身体は弱ってたみたい。理由がわからないだけに、『ポツリヌス菌は関係ないわ!』なんて確信をもって言えた立場じゃないけどさ」(原文ママ)と明かし「何だろう? 理由はもっと全然違うところに潜んでる気がする」と不安な心境を吐露。一方で、努めて明るく「まぁ。そのうち華麗に復活するわ! 待っててね!」とメッセージを送っている。
美容外科手術との関連については、中村の友人で、実際に手術を行ったという高梨真教医師も9日にブログで言及。現時点では病気との関連は考えにくいと見解を述べ、「今のところ確定診断すらついていない状態ですし、かなりのマイナーな病気であることだけは確かです」としている。(西村重人)