ホリエモン、唯一嫌いな人を告白
ホリエモンこと堀江貴文が21日、映画『2ガンズ』公開記念トークイベントに出席し、映画のキーワードとなる「汚い」をテーマにトークを行った。これまでに出会った汚い人を回顧した堀江は、過去に対立のあった某証券会社社長を名前こそ出さなかったものの匿名で挙げ、「人をあまり嫌いにならないのに彼ぐらいでしたよ。嫌いなのは。本当に汚い人です」と批判した。
堀江はトーク中、自身の嫌いな人物像として、「表の顔と裏の顔がある人」「復讐(ふくしゅう)しようと思っている人」「自分でケアをしない臭い人」「酒癖の悪い女性」と条件をいくつか列挙し、その中で汚かった人として、某証券会社社長を匿名で挙げた。
「一時期、彼にガンガンやられた(攻撃された)でしょ。攻撃されても、清らかな証券市場を汚しやがってと反対に思っていました」と堀江。「ライブドア時代、突然押しかけてきて、お互い株を持ち合ってそれをつり上げて売ろうと提案されたりね。何この強引な人って感じでした。証券市場はずる賢い人の集まり。でも、彼は本当に汚かった。汚い人はたくさんいるけど、本当に汚い人は表向きはいい格好するんだなって」と社長への嫌悪を口にした。
これに絡めて、女性で汚い人はいたかと質問を受けた堀江だが、「付き合った人に汚い人はいなかった。地方に行ったら女性のいるお店に行くが、キャバ嬢とかでいないこともない。でも、そういうもんだと思って行くので、あの方に比べれば無邪気なもんですよ」と話し、「彼ぐらいでしたよ。嫌いなのは」と某証券会社社長への嫌悪を改めて強調していた。
映画『2ガンズ』は、潜入捜査で転がり込んできた40億円をめぐり、麻薬取締官、海軍、CIA、マフィアの4つの組織が抗争を繰り広げるアクション映画。アカデミー賞俳優のデンゼル・ワシントンと『テッド』のマーク・ウォールバーグが主演を務め、全米で初登場1位を獲得するなど、大ヒットを記録している。(取材・文 名鹿祥史)
映画『2ガンズ』は11月1日より全国公開