ジャッキー・チェンが衝撃の告白!「父親は元スパイ」
アクションスターのジャッキー・チェンが、米CBSのトーク番組「The Talk」に出演し、数年前に父親が元スパイであることを知ったという驚きのエピソードを語った。
全身ローラーブレードスーツのジャッキー!映画『ライジング・ドラゴン』場面写真
ジャッキーの話によると、ある日突然、父親はドライブ中に「わたしはもう年だ。いつ死ぬかもわからない。その前に話さないといけない秘密がある」と切り出し、「おまえの名前は、ジャッキー・チェンじゃない。本当の名字はフォンだ」と告白。さらに、それまでジャッキーは自分が一人っ子だと思っていたにもかかわらず、父には他に2人の息子が、母には2人の娘がいたという。
ホストから「仕事のために隠していたってこと?」と聞かれたジャッキーは、「父はスパイだったんだ」と明かすと、「中国から香港に逃げる途中に父は銃で撃たれ、その後、香港からオーストラリアに逃亡し、40年間アメリカ大使館に隠れていたんだ。その間、ずっと父は料理人なんだと思っていた」と説明し、ホストや観客たちを驚かせた。
この話を初めて聞いたときはジャッキー自身も相当驚いたようだが、そこはエンターテイナーのジャッキー。父親が全てを告白する前に「ちょっと待って! まだ言わないで」と中断するや、友人のドキュメンタリー監督に電話し、その様子をカメラに収めたといい、「すでに映画化権を買った人がいるから、いずれ映画になるよ」と語っている。(編集部・中山雄一朗)