伝説的ロック歌手ルー・リードさん死去 享年71歳
米ロック歌手ルー・リードさんが現地時間27日、米ニューヨークのロングアイランドで亡くなったと、Rolling Stoneはじめ各メディアが報じた。71歳だった。死因は明らかになっていないが、リードさんは生前、肝臓移植の手術を受けていた。
リードさんは1942年3月2日、ニューヨークはブルックリン生まれ。1965年にロックバンド「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」を結成し、フロントマンとして活躍。4枚のアルバムをリリースした後、1970年にバンドを脱退した。1972年からのソロデビュー後も数多くの名盤を発表。パンクロック、オルタナティブロック界に多大な影響を与え、まさにアメリカ音楽界の重鎮として活躍した。
映画界においては、数々の音楽映画のほかポール・オースター監督の映画『ブルー・イン・ザ・フェイス』などに出演。また『ロスト・ハイウェイ』や『トレインスポッティング』など、映画・ドラマにおける楽曲使用でも知られる。2010年には初監督作『レッド・シャーリー(原題) / Red Shirley』を手掛けていた。(編集部・入倉功一)