映画「聖闘士星矢」本格始動!黄金聖闘士との戦い「十二宮編」が復活!
漫画家・車田正美の大ヒット作品「聖闘士星矢」のおよそ10年ぶりとなる映画化企画が、本格始動したことが明らかになった。車田が自身の「熱血画道40周年記念映画」として製作総指揮を務め、ファンの間でも一番の人気を誇る「聖域十二宮編」がスクリーンに描かれる。
同作は、1985年から1990年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された大ヒット漫画が原作。女神アテナに仕える聖闘士(セイント)と呼ばれる少年少女たちが、星座の名を冠したよろい「聖衣」(クロス)を身にまとい、世界の命運を懸けた戦いに挑む姿を描く。
車田ならではの熱い絆と友情、またギリシャ神話をモチーフにした物語は、子どもたちを中心に熱狂的な支持を集め、連載から約9か月後という当時としては異例のスピードでアニメ化。日本だけでなく海外でも人気を博した。その人気は現在も根強く、昨年からは、完全オリジナルストーリーが展開する新作テレビシリーズ「聖闘士星矢Ω」が放映されている。
本格始動した映画プロジェクトは、車田が自らつけた『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』のタイトルで、原作でも屈指の人気を誇る「聖域十二宮編」が復活。主人公の星矢をはじめとする青銅聖闘士(ブロンズセイント)たちが、命を狙われたアテナを守るため、聖闘士の本拠地である聖域(サンクチュアリ)の守り人である黄金聖闘士(ゴールドセイント)と死闘を繰り広げるさまが描かれ、車田も「星矢伝説はここから始まった」とコメントを寄せている。
監督にはさとうけいいち、脚本には鈴木智尋という、共にテレビアニメ「TIGER & BUNNY」を手掛けたコンビを起用。最新技術を駆使したアニメーションと原作の魂を受け継いだ熱い物語によって新たによみがえる、星矢たちの激闘を楽しみにしたい。(編集部・入倉功一)
映画『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』は2014年 初夏 全国公開