デ・ニーロ、70歳でもアクション&ラブシーン現役!若々しさの秘密を明かす
マーティン・スコセッシ製作総指揮、リュック・ベッソン監督のクライムコメディー映画『マラヴィータ』で、元大物マフィアを演じたロバート・デ・ニーロが、自身の若々しさの秘密を語った。
仲間を売って、証人保護プログラムを適用されている元マフィアの大物を父に持つワケあり一家と、彼らを皆殺しにしようとたくらむ殺し屋集団との壮絶な戦いを描いた本作。デ・ニーロは、マフィアをやめてもつい凶暴化してしまう危険なおやじを好演している。
劇中では、殺し屋相手に殴る! 蹴る! 締める! など、70歳とはとても思えないほど大暴れしているデ・ニーロは「一体そのパワーはどこから!?」という質問に、「70歳は、意外にエネルギッシュなんだよ」とニヤリ。「病気をしないようにいまだに健康や食事に気を付けているし、ジムのトレーニングも欠かさないんだ」と若々しさを保つ秘訣(ひけつ)を明かした。
もはや怖いものなしといえるデ・ニーロだが、女性には弱いのか妻役のミシェル・ファイファーとの熱いラブシーンについては、「まさかこの年でラブシーンまで演じるとは思わなかったけど」と照れ笑い。「ミシェルは気さくで楽しい女性だから、リラックスできたよ。またぜひ共演したい!」とミシェルを絶賛した。
バイオレンスの中にも思わず笑ってしまうようなシーンがちりばめられている本作。デ・ニーロは「バイオレンスとユーモアのバランスはリュック(・ベッソン監督)だからこそできたこと。役者の内面を引き出すことが上手な彼と仕事ができて良かったよ!」と撮影を振り返った。マフィア役の醍醐(だいごみ)は「クレイジーなことができること」と楽しそうに話したデ・ニーロの本作での暴れぶりをぜひ堪能してもらいたい。(取材・文:森田真帆)
映画『マラヴィータ』は公開中