島根県19市町村の吉田くんが誕生!「鷹の爪」FROGMANが勝手に描き下ろし?
人気FLASHアニメ「秘密結社 鷹の爪」の作者FROGMANが、島根県松江市の観光大使に任命され、同作のキャラクター「吉田くん」を基にした「松江の吉田くん」を作成した。さらにFROGMANは、島根19市町村分の吉田くんまで勝手に描き下ろし、「SMNY19」(島根吉田ナインティーン)を結成。島根のPRに乗り出した。
吉田くんは、もともと島根県出身という設定のキャラクター。「鷹の爪」でも、常々自虐を交えながら、勝手に島根をアピール。もちろん映画最新作『鷹の爪GO~美しきエリエール消臭プラス~』にも島根が登場する。
また、「鷹の爪」のキャラたちが月ごとに島根を自虐アピールする「島根自虐カレンダー」も各メディアで話題となり、毎年完売の大盛況。どこにあるかわからないなどの、島根のマイナスイメージを逆手に取ったPRで、島根躍進の影の立役者となり、2008年にはついに吉田くんが「しまねsuper大使」に任命され、島根県のお墨付きを受けるまでとなった。
そして今回は、作者であるFROGMANが松江市観光大使に任命。そこで同市にとどまらず、島根の各市町村の特徴を表した19体もの吉田くんを作成した。今後「SMNY19」は、「頼まれてもいないのに」島根の全市町村を勝手に応援していくといい、同シリーズを制作するアニメスタジオ、ディー・エル・イーでは「島根市町村の皆さま、『SMNY19』のご活用をぜひ検討ください」とラブコール。手はじめに「松江の吉田くん」は、今月30日に都内・にほんばし島根館で行われる怪談イベントに登場する。(編集部・入倉功一)
松江市プレゼンツ「吉田の晴れ、ときどき怪談」は、にほんばし島根館で11月30日開催