天海祐希、復帰後初舞台!4年ぶり3回目の「新感線」で主演!
女優の天海祐希が、来年3月より上演される劇団☆新感線2014年春興行「蒼の乱」に主演することが明らかになった。天海は今年5月、軽度の心筋梗塞のため舞台「おのれナポレオン」を降板しており、今回が復帰後初の舞台出演となる。
同作は、劇団☆新感線の劇団本公演としては約1年半ぶりとなる新作にして、神話や史実を基にした時代活劇「いのうえ歌舞伎」シリーズの最新作。日本三代怨霊として語られる平将門をモチーフに、壮大な国づくりの物語が展開される。4年ぶり3回目の新感線参加となる天海が、将門の妻になる強く美しい女性・蒼真を演じるほか、蒼真に相対する将門小次郎役で新感線初参加となる松山ケンイチが出演。天海と松山は映像作品での共演はあるが、舞台では初共演だ。
かねてより「いのうえ歌舞伎」出演を熱望していたという天海は、念願かない「『出たい出たい』と言い続けていたので、今回実現して『ヤッター!』としか言いようがないです」と大喜び。「いのうえ(ひでのり)さんの演出で中島かずきさんのセリフを話せるという作り上げる喜びを感じながら、お客様にも楽しんでいただけるようにがんばります」と意気込んでいる。
また、演出のいのうえいわく、本作は天海あっての企画だったとのこと。「最初に出演していただいた『阿修羅城の瞳』に強い思い入れをもってくださっていて、次はぜひ“いのうえ歌舞伎”シリーズにと言ってくれたことから今回の企画が立ち上がりました」と明かすと、「スケールの大きい役を演じられるのは天海さんしかいないと思っています」と全幅の信頼を寄せている。
また、将門小次郎役の松山は大河ドラマ「平清盛」で将門の子孫・清盛を演じており、今回の役柄には「なんという巡り合わせなんだと驚きました」とコメント。ほかにも早乙女太一が実弟・早乙女友貴と兄弟共演することに加え、演劇界の重鎮・平幹二朗が出演。共演陣には、粟根まこと、高田聖子、橋本じゅんといった劇団員が名を連ねている。(編集部・福田麗)
劇団☆新感線2014年春興行「蒼の乱」は2014年3月27日~4月26日に東急シアターオーブにて、同5月8日~27日に梅田芸術劇場メインホールにて上演