“女性用セクシャルグッズ”デザイナー役の安藤聖に、夫のハイキングウォーキング松田は大笑い
映画『ラブクラフト・ガール』の初日舞台あいさつに、安藤聖、中村倫也、平林克理監督が登壇し、ラブグッズ(女性向けセクシャル用品)を取り扱う会社に入社した新人デザイナーの奮闘を描いた本作について語った。
映画『ラブクラフト・ガール』初日舞台あいさつフォトギャラリー
本作のオファーを振り返った安藤は「家族とかには言いづらいなと思っていたんですけど、思いのほか面白がってくれました。友人の中にも『ラブグッズを作っている会社の話ってありそうでないよね』と言われ、昔ほど恥ずかしいことじゃなくなっているんだなと感じました」と心境を告白。また2011年に入籍した、お笑いコンビ・ハイキングウォーキングの松田洋昌の反応について聞かれると、「大笑いしていました。まだ映画は観ていないんですけど、どんな感想を持ってくれるか楽しみです」と語った。
一方、中村は「取材を受けていてもラブグッズの話題が一人歩きするような、刺激的な作品ではあると思うんです。けど、一つの仕事に関わる人たちの成長ドラマだと思っています」とコメント。劇中のラブグッズ製作会社のモデルとなった「エルシーラブコスメティック」の従業員とも「ものすごく深い話」をしたといい、「すごい熱意と信念を持って、科学的な見地から商品開発をしているのを知って、役づくりに生かすことができました」と意欲的な取り組みを明かした。
本作は、安藤演じる26歳の女性がひょんなことからラブグッズの会社に入社してしまい、未知の世界で悪戦苦闘しながらも成長していく姿を描くラブコメディー。最後に安藤は「働く女全ての女性にとっての通過点が描かれている。観終わった後に元気になっていただけたらうれしいです」と締めくくった。(取材・文:県田勢)
映画『ラブクラフト・ガール』はヒューマントラスト渋谷にてレイトショー公開中 全国順次公開