『レッドクリフ』のチャン・チェン、日本語通訳女性と台湾で披露宴!
映画『レッドクリフ』シリーズの孫権役で知られる台湾の人気俳優チャン・チェンが現地時間18日、一般人チュアン・ウェンルーさんと結婚し、台北市内にあるアートサロン「台北之家」で披露宴を行った。会場には香港俳優トニー・レオン&カリーナ・ラウ夫妻や一時交際がうわさされた台湾女優スー・チーらが祝福に駆けつけた。
お相手のチュアンさんはチャンの元アシスタントで、ティエン・チュアンチュアン監督『呉清源 極みの棋譜』(2006)や行定勲監督『遠くの空に消えた』(2007)など日本での仕事も多かったチャンを、日本語通訳としても支えてきた。4年間の交際の末にチャンが今年1月にプロポーズし、11月12日に入籍したという。
披露宴をこの時期にしたのは、台湾では11月28日まで台湾のアカデミー賞こと第50回台北金馬奨が開催中で、中国語圏の映画人が多数滞在中のため。審査員を務めるアン・リー監督、映画『グランド・マスター』が最優秀監督賞など11部門でノミネートされているウォン・カーウァイ監督、台湾映画界の雄、ホウ・シャオシェン監督らそうそうたる顔ぶれが集まった。
18日付台湾各紙によると、チャンは、ヴェラ・ウォンがデザインしたウエディングドレスに身を包んだチュアンさんとしっかり手を繋いで登場。宴が進むとテンションが上がったのか、『グランド・マスター』出演時に取得した武術・八極拳の型を披露して会場を沸かせる一幕もあったという。
またこの日は、チュアンさんが公の場で初披露されるとあって会場には多くのマスコミも詰めかけた。「おめでた」について問われるとチャンは、2人とも37歳のアラフォーとあって「(子どもは)早ければ早いほど」と照れながら答えたという。
本来ならこのまま甘い気分を味わいたい2人だが、チャンは現在撮影中のホウ・シャオシェン監督作『聶隱娘(原題)』の撮影現場へと戻るという慌ただしさ。しかし記念写真は日本の写真家・上田義彦氏に依頼し、しっかりと記録に収めたという。