岡田准一、染谷将太にドSぶり発揮で謝罪?
V6の岡田准一が2日、東京国際フォーラムで行われた主演映画『永遠の0』の完成披露試写会に出席。撮影を振り返りながら、共演する後輩の染谷将太とKAT-TUNの上田竜也に向け「かわいいな」と愛情あふれる言葉を連発して客席を黄色い声援に包んだ。
撮影中の岡田について染谷は「本当に毎日、『君の芝居にかかっているんだよ』って言われて……」とプレッシャーをかけられていたことを困り顔で告白。すると岡田は「かわいくてしょうがないんですよ。今日も半端なくかわいいんです。染谷君が、いやぁって気弱に言う顔が」と満面の笑み。
続けて染谷が「だんだん笑えなくなってきて、けっこう(精神的にダメージを)くらっていました」とお腹を押さえながら気弱な表情を見せると、岡田は再び「かわいいな」とポロリ。さらに「追い込むといい感じの顔で僕のことを見てくれるんです。ちょっと変態っぽかったかな、ごめんなさい」と現場におけるドSぶりを謝罪して笑いを誘った。
一方、本作で映画初出演の上田は、事務所の先輩でもある岡田との共演に「ご一緒する機会は1日しかなかったのですけど、そこにいらしたのは岡田さんではなくて、(岡田が演じた)宮部という存在で。その姿を見られただけで満足です」と感激の表情。続けて「すごく頼りになって、いるだけで安心できる先輩なので助かりました」と真っ直ぐな気持ちを伝えると、岡田はまたもや「かわいいな」とニンマリしながら口にし、会場の女性ファンから歓声が上がっていた。
この日のイベントには、井上真央、三浦春馬、濱田岳、新井浩文、三浦貴大、山崎貴監督らも出席。レッドカーペットと舞台あいさつを含めて約5,000名のファンが集まり、岡田は「絆や愛などたくさんの愛が詰まっている作品。どの世代の方が観ても楽しんでいただけると思います」と胸を張って呼び掛けていた。
同作は百田尚樹のベストセラー小説を、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどの山崎貴監督が映画化した戦争ドラマ。太平洋戦争下、誰よりも生還することを望みながらも特攻隊員として死ぬ道を選んだ宮部久蔵(岡田准一)に秘められた真実と壮大な愛を、現代に生きる宮部の孫、佐伯健太郎(三浦春馬)がひもといていく姿を描く。(中村好伸)
映画『永遠の0』は12月21日より全国公開