スーザン・ボイル、アスペルガー症候群との診断
歌手のスーザン・ボイルが、1年ほど前に発達障害の一種、アスペルガー症候群と診断されたことを英The Observer紙に明かした。
同症候群を患っている人は対人関係をうまく築けないなどの症状があり、自分の状態にきちんとした診断が下されたことにスーザンはホッとしているという。
「昔から、わたしに対する世間の見方は不公平であると感じていました。なぜおかしかったのかがわかった安堵(あんど)感により、自分自身に対してもう少しリラックスしていられると思います」と語っている。
スーザンは病名がついたことで、彼女の日常的困難に対し、世間がもう少し理解を示してくれることを願っているとのこと。「わたしにとって、対人関係やコミュニケーションを取ることは楽ではなく、それがイライラへとつながります。周囲の人ももう少し辛抱強く見守ってくれれば助かります」とコメント。
「アスペルガー症候群だからといって、わたしの人生は変わりません。これからも受け入れ、対処していかなければならないものですが、自分に対し、もう少し楽に構えることができます。これで周囲の人も、わたしがなぜ変わった行動をとるのかを理解してくれるでしょう」と語っている。(BANG Media International)