酒井若菜、休業期間を振り返る…「罰は受けたつもり」
タレント・女優の酒井若菜が休業中のこと、そして「地獄のような日々」だったという休業明け期間をツイッターで振り返っている。酒井はブレイク中の2005年に女優業を約1年間休業しており、それに伴い、初舞台になる予定だった大人計画の「キレイ-神様と待ち合わせした女-2005」を降板していた。
酒井は来年3月、鈴木おさむ作・演出の「鈴木おさむ劇場 第二回公演『イケナイコトカイ?』」で初舞台に挑戦する。11日夜にツイッターで舞台出演に言及した酒井は「かつて舞台降板して、そこから人生変わってしまいました」と告白。「もしあの時…なんて考えてたらキリがないけど『キレイ』は、ゴールデンの連ドラ初主演抜擢を蹴っての挑戦でした 結局舞台も連ドラもできず休業、その後復帰も仕事のない日々 あの時、素直に連ドラを選んでいたら、と何度も思いました 今だから言えること」と当時の内情を明かした。
休業が明けてからは、女優業と並行して小説やエッセイ集を出版するなど、文筆業にも力を入れている。だが、休業明けの日々について、酒井は「罰は受けたつもりです 最初の数年は地獄のような日々でしたので無事芸能界に復帰したのが奇跡です」とつづった。
その一方で、「もしあの時休業しなかったら、私は小説も書かなかったし、エッセイも出さなかった 主演の女の子を支えようとか、ブログ読者を支えようとか、きっと思わなかった 挫折した人を『自己責任でしょ』と突き放してた 休業してよかったとはいまだに思わないけれど、よかったことも確実にあったんだ」と自らの変化にも触れている。
酒井いわく、休業明けも舞台のオファーはあったというが、来年3月が紆余曲折を経ての初舞台。「今回の舞台は、恩返しだけでは癪なので(失礼)、恩返し半分、復讐半分でがんばります 嘘です 単純に楽しくがんばります」と意欲を燃やすと同時に、「2005年のことですが、きちんとお客様にお詫び申しあげておりませんでしたのでこの場を借りて謝罪いたします。当時、大人計画のミュージカル『キレイ』を楽しみにしていてくださった皆様、関係者の皆様、本番直前での降板、本当に申し訳ありませんでした」と8年前の降板を改めて謝罪している。(編集部・福田麗)