『アバター』続編、ニュージーランドで製作
ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』の続編が、ニュージーランドで製作されることがわかった。ニュージーランド政府が発表した。
同国では映画産業助成措置としての税金還付は、15パーセントと設定されていたが、今回の契約では税金還付が最大25パーセントにまで引き上げられたという。ニュージーランド側は『アバター』側に、実写撮影時の製作クルーを部門責任者など含めて、90パーセントが現地のニュージーランド人となるよう雇用機会を提供することなどを条件としている。
NZ Herald Newsによると、この決定に関してキャメロン監督は、非常に喜んでいるとのこと。『アバター』は2009年の第1作を含めて、シリーズ全4部作になる予定。シリーズ第2作は2016年12月に公開が予定されている。
『アバター』は、2010年にそれまで映画『タイタニック』が保持していた世界興行収入の記録を破って以来、現在まで世界興行収入歴代1位の座を維持している。(井本早紀)