『ルパン三世vs名探偵コナン』が早くも100万人突破でV2!
映画週末興行成績
興行通信社が16日に発表した全国映画動員ランキングでは、並み居る新作を抑えて『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』が2週連続1位を獲得した。土日2日間の成績は動員40万8,717人、興行収入4億7,317万2,850円で、公開9日間にして早くも累計動員120万8,935人、累計興収14億4,222 万6,100円を突破した。
映画『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』フォトギャラリー
全世界で驚異的なヒットを記録しているアルフォンソ・キュアロン監督のSF大作『ゼロ・グラビティ』は2位に初登場。全国549スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員19万7,006人、興収3億283万3,000円。初日の13日を含めた3日間では動員24万4,020人、興収3億7,326万7,800円を記録した。今後発表されるゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞などの結果次第でさらなる動員の伸びも期待されるため、配給元では「30億円も視野に入れられるスタート」としている。
人気シリーズ最新作『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』が3位に初登場。全国284スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員19万6,252人、興収2億2,351万7,750円を上げた。佐藤健主演の『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が4位に初登場。全国284スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員13万5,797人、興収1億6,400万8,300円を記録した。客層の男女比は7対93で女性が圧倒的。年齢別では16~19歳が41.4パーセント、20代が21.1パーセント、13~15歳が15.9パーセントと若い女性層の圧倒的な支持を集めた。
『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』は5位。累計動員122万2,346人、累計興収14億7,378万8,550円を記録した。公開4週目の『かぐや姫の物語』は6位で、累計動員112万7,711人、累計興収13億3,965万8,450円と動員100万人を突破した。上戸彩主演の『武士の献立』が7位で先週の19位からベストテン入り。14日からは全国261スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員7万1,494人、興収7,982万5,800円を記録した。
『利休にたずねよ』は8位。同作の平日興行は土日とほぼ変わらない好稼働で、9日間の累計動員は29万6,496人、累計興収3億1,699万5,700円となった。公開6週目の『清須会議』は9位で、累計動員217万4,538人、累計興収26億1,174万4,600円。10位は『REDリターンズ』、11位は『47RONIN』と続く。
今週末は『永遠の0』『プレーンズ』『ウォーキング with ダイナソー』『麦子さんと』『ファイアbyルブタン』『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)