向井理主演TBSドラマ、放送前に映画化決定!
俳優・向井理と綾野剛が初共演を果たすTBS系の連続ドラマ「S -最後の警官-」(12日午後8時54分スタート)が、放送を前に早くも映画化されることが決まった。6日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた同ドラマの第1話特別試写会で発表された。
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「半沢直樹」「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」など話題作が続く「日曜劇場」枠で放送される同ドラマ。ビッグコミック(小学館)で連載中の同名漫画の実写化作品で、凶悪犯を生かしたまま確保することを目的とする、架空の警察庁特殊急襲捜査班(通称・NPS)の活躍を描くアクション大作だ。市街地での銃撃戦などスケールの大きな本作の第1話を鑑賞した観客たちは、スクリーンに「映画化決定」の文字が映し出されると大喝采。期待の高さがうかがい知れた。
向井は「こんなドラマです。映画化も決まったということなんですが、ドラマの1話でこれなので、最後まで派手にいくと思います。最後まで付き合ってください」とあいさつ。一方の綾野も「まさに今、(向井)理が言ってくれたようにこんな作品になりました。エンターテインメント性の高い作品なので、引き続きおつきあいください」と観客に呼び掛けた。
本作で向井が演じるのはNPS隊員・神御蔵一號(かみくらいちご)。元プロボクサーという設定のため、ボクシングをベースにしたファイトスタイルで凶悪犯と戦うという役どころだ。向井は「10月からの撮影だったので、9月は他の仕事を入れずにジムに通いましたね」と徹底した体作りを行ったと明かす。さらに「(その過程)たばこをやめました。まだ吸っていません」と胸をはる向井に対して、綾野が「そろそろ吸うんじゃない?」と茶々を入れるなど、初共演ながら早くも気心知れた様子の二人だった。
この日は、向井、綾野のほか、吹石一恵、池内博之、平山浩行、高橋努、土屋アンナ、高嶋政宏、大森南朋といったキャスト陣も出席した。(取材・文:壬生智裕)
TBS日曜劇場「S -最後の警官-」は1月12日午後8時54分よりでスタート 第2話からは毎週日曜よる9時放送
劇場版は2015年公開