エビ中から瑞季、杏野なつ、鈴木裕乃ら3名脱退 武道館公演をもって
アイドルグループ私立恵比寿中学のメンバー瑞季、杏野なつ、鈴木裕乃ら3名が、来年4月15日の日本武道館公演を最後に、グループから脱退することがわかった。26日に放送されたUSTREAM「ebichuTV」内で明かされたもので、三人とも、学業の優先と目標であった女優業への挑戦を理由に挙げている。
「アイドルではなく女優業に挑戦したい」と脱退の理由を語った瑞季は、エビ中について「ものすごく大きな存在で、中学校生活にも青春にも、いつもエビ中が一緒にありました」と思いを告白。脱退についても悩みぬいた末の決断だったというが、「これは自分の気持ちで決断したことなので、絶対に後悔はしたくありません」と覚悟を語った。
また杏野は1月から英語圏へ海外留学するといい、1月4日のグリーンドーム前橋公演後から4月上旬までのコンサートを欠席。「これからエビ中を全力で応援するし、自分で選んだ道に胸を張って、夢へ向かって頑張っていきたいと思います」と決意を述べると、およそ4年の活動を振り返り「悔いのない4年間でした。応援してくれた皆さん。本当に本当に、ありがとうございました」とメッセージ。鈴木も、演技をする自分に対する周囲からの「楽しそう」という声が女優への思いを強めたといい、「ゼロからのスタートになると思うんですけど、女優のお仕事と学業の両立を精いっぱい頑張っていこうと思います」と決意を述べた。
私立恵比寿中学は、ももいろクローバーZの妹分として2009年に結成された女性アイドルグループ。メンバーの入れ替わりを繰り返して、昨年5月にメジャーデビューを果たし、現在は9人組グループとして活動している。三人の脱退を受けグループのマネージャーである藤井氏は「解散はしません。エビ中はこれからも続けていきます」と明言している。(西村重人)