『トランスフォーマー』シャイア・ラブーフ、活動自粛へ…監督映画で盗作が発覚
映画『トランスフォーマー』シリーズで知られる俳優のシャイア・ラブーフが、ツイッターで活動自粛を発表した。シャイアは昨年12月、自身が監督した短編映画が盗作であることが発覚し、非難を浴びていた。
シャイアの出世作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』フォトギャラリー
シャイアは現地時間10日にツイッターを更新すると、「わたしの芸術家としての誠実さを非難する声が多く寄せられていることを踏まえ、公の場から引退することにしました」と発表。続けて「わたしをサポートしてくれた人々には、本当に感謝しています」とつづった。
当初は「公の場からの引退」が俳優・監督業からの引退を指しているのか、それともツイッターなどでの活動を指しているのかが不明瞭だったが、後にシャイアは「創作活動をやめる(STOP CREATING)」とツイートし、活動自粛を宣言した。
シャイアは、1986年生まれの27歳。テレビドラマ「おとぼけスティーブンス一家」でブレイクすると、2007年からはマイケル・ベイ監督の映画『トランスフォーマー』シリーズのサム・ウィトウィッキー役に抜てきされ、ハリウッドスターの仲間入りを果たした。今後は、ラース・フォン・トリアー監督の映画『ニンフォマニアック(原題) / Nymphomaniac』と、ブラッド・ピットとの共演作『フューリー(原題) / Fury』の公開が控えている。
シャイアは昨年、監督した短編映画『ハワード・カンター.com(原題) / Howard Cantour.com』を発表。不機嫌な映画評論家の心の中を描いた同作はカンヌ国際映画祭でプレミア上映されたが、同12月にオンラインにアップされるやいなや、コミック作家ダニエル・クロウズの過去作に酷似しているとの指摘を受けた。後にシャイアも盗作であることを認め、謝罪している。(編集部・福田麗)