野際陽子、仲間由紀恵の“貧乳”をちゃかす「だいぶ成長したようで…」
女優の野際陽子が11日、TOHOシネマズスカラ座で行われた映画『トリック劇場版 ラストステージ』初日舞台あいさつに登壇し、娘役の仲間由紀恵の胸を「だいぶ成長したようで…」とちゃかしてみせた。前日のイベントでは、同作の堤幸彦監督が仲間を「国民的貧乳」と評するなど、「トリック」シリーズにおける「貧乳ネタ」は定番となっている。
今回の劇場版でついに14年間の歴史の幕を閉じる「トリック」シリーズ。仲間演じる主人公・奈緒子の母親・山田里美役の野際は「不肖の娘を持ちました、あわれな母親の山田里美でございます。14年たちましたら、娘の胸が膨らんでまいりまして。今日、(仲間の胸を)見ましたら、だいぶ成長したようで……」と貧乳ネタを交えながら、シリーズの時の流れを感じさせるあいさつを口にした。
さらに同じくレギュラーメンバーで、劇中でヅラ疑惑がささやかれる矢部警部補にふんした生瀬勝久に向かっても、野際は「生瀬さんの髪の毛も立派にお生えになって」といじる。生瀬が「ややこしいことを言わないでください。(頭髪を)偽装したみたいじゃないですか!」と慌てると、「今日の(生瀬)は本当の髪の毛。今日のあたしはかつらでございます。これは本当です。宣伝じゃないんですよ」と自身が女性用かつらCMに出演していることを踏まえたコメントで会場を沸かせていた。
また、生瀬は生瀬で「最近、テレビで放送された最初のエピソードを実際に観て、(仲間)由紀恵さんがほとんど変わらなかったのがビックリしました」と切り出すと、「でもそこで見た僕の姿は今はないですから。関西から出てきて、とにかく売れなきゃとギラギラしていた生瀬勝久は、去年はベストファーザー賞を受賞して、穏やかなお父さまになってしまいました。だから53歳にして、ギラギラした生瀬勝久でやり直そうと思うんです!」と宣言していた。(取材・文:壬生智裕)
『トリック劇場版 ラストステージ』は全国公開中