佐藤江梨子、阪神・淡路大震災から19年…女優としての飛躍を誓う
17日、死者6,434人を出した阪神・淡路大震災が発生から19年を迎え、被災経験のある佐藤江梨子がブログで女優としての飛躍を誓った。
佐藤は小学校1年生のときから神戸市で育ち、中学1年生のときに東灘区で被災。その後、芸能界デビューを果たし、発生から15年を迎えた2010年には阪神・淡路大震災を題材にしたドラマ「その街のこども」に出演。同じく被災経験のある森山未來と共演した同作は大きな話題になり、後に劇場版も製作された。
「1月17日/2014」と題した記事を更新した佐藤は「10年前、舞台『おはつ』に出演し、喉を壊して、がらがら声でした。でも幸せでした。舞台に出れる喜び、そしてプロになりたいと心底思っていました。4年前、『その街のこども』の撮影をしていました。今年は。『クザリアーナの翼』にのってます。毎日ワクワク、そして、ダンスと歌と緊張と。冷静の間で。感動してます」と、これまでに迎えた“1月17日”を振り返った。
その上で「お芝居も、もっともっとうまくなりたい。理解力をあげたい。幾つになっても何をしても、自分がまだまだ過ぎて悲しくなります。でも、共演者さん、スタッフの方々が素晴らしいのでいつも救われてます」とつづると、「いつか、私も何かのかたちで、かたちにならなくても、がむしゃらに、誰かを救う。それが夢です」と告白。「せっかく生きてるんだから、たまには、夢を。素敵な日々を」と女優としての決意を新たにした。
佐藤はこれまでにも1月17日にブログで震災の話題に言及しており、2012年には「私は30になりました。私は、生きています。この日が来るたび私は、生きていて良かったのか?と真剣に思います」と心境を吐露していた。(編集部・福田麗)