中川翔子、男装モデルに「結婚してください」と即プロポーズ!
タレントの中川翔子が20日、主演映画『ヌイグルマーZ』のロリータファッション集合試写会に、日本ロリータ協会会長の青木美沙子、男装モデルのAKIRAと共に出席した。「身にまとうと、ヘアもメイクもネイルも同時に頑張れる。最も女子力の高い衣装」とロリータファッションの魅力を熱弁した中川は、撮影を振り返り「これでアクションは難しいのですが、女子力が上がり、毎日ヌンチャクを振るうことができました」と感謝を述べた。
この日のイベントは、中川が本作で演じる夢子(通称:ダメ子)がロリータファッションに身を包んでいることにちなみ、サブカル系のファッションも扱う雑誌「KERA / ケラ!」とのコラボレーションで開催。会場には167名のロリータファッション女子(一部男子)が集結し、中川は「わたしの妄想が現実になりました。なんて素晴らしい! 宇宙一女子力の高い空間!」と興奮気味。
さらに中川は、一緒に登壇した男装モデルのAKIRAにもメロメロで、「結婚してください。5000年くらいずっとお顔を眺めていたい」と単刀直入にプロポーズ(?)。AKIRAが、劇中で中川が挑戦した学ラン姿の男装を「うおーっ! って思った。すごく似合っていました」と絶賛すると、「恐縮です」とコメントし、「学ランに腕を通すのも初めてだったけど、女子でもメイクや髪型ひとつで男子になれるんだって思った。奥が深かった」と笑顔を見せた。
また中川といえば、年始にテレビ番組の撮影のため訪れたスリランカで、エレベーターに閉じ込められるなど災難続きだったことが報じられたばかり。イベント後の会見で「普段引きこもりなので、正月から太陽の光を浴びて苦しくて。スリランカだけにスリルランカだった」と振り返った中川は、「みんなに心配していただいたけど、一回り強くなって帰ってこれた。もっと苦手なことにチャレンジしようと思える旅になった」としみじみ心境を明かした。
本作は大槻ケンヂの小説「裁縫人間ヌイグルマー」を実写化した特撮映画。一人のロリータ少女(中川)が、愛する者を守るため縫いぐるみと合体したヒーロー「ヌイグルマー」となって悪と戦う姿を描く。「落ち込んだときに胃薬のように元気になれる映画」と本作を語った中川は「すでに『ヌイグルマーZ3』まで妄想ができています!」と続編製作にも意欲を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ヌイグルマーZ』は1月25日より新宿バルト9ほか全国公開