実写版「パトレイバー」立膝のイングラム!新ビジュアルが公開!
4月から順次公開が始まる「機動警察パトレイバー」の実写化プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー』から、第1章の新たなビジュアルが公開された。立膝でリボルバーカノンを構えるイングラムや、レイバーのデッキアップ、整備班長のシバシゲオがリボルバーの傍らにたたずむ場面など、原作ファンのツボを押さえたビジュアルになっている。
映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第一章』フォトギャラリー
本作の舞台は2013年の東京。人間の操縦する歩行型作業機械「レイバー」は、長期的不況によってお払い箱となり、レイバー犯罪を取り締まる「特車二課」も第一小隊が解散するなど規模が縮小する中、かろうじて存続する「3代目」第二小隊の活躍が描かれる。メガホンを取るのは、シリーズに長年携わる押井守監督。主人公の泉野明に真野恵里菜、第二小隊隊長の後藤田継次に筧利夫、特車二課整備班長のシバシゲオに千葉繁がふんするほか、福士誠治、太田莉菜らが出演する。
しっかりと銃を構えるイングラムの姿は、見事なポージングだけではなく可動範囲の広さも確認することが可能で、激しいアクションにも期待。また泉野が搭乗するコックピットには、よく見ると「集中! 集中!」と書かれた付箋が貼られているなど、細かいディティールにも目が離せない。「パトレイバー」が実写化されたことを、心から実感できるビジュアルになっている。
またリボルバーを構えるイングラムの横でしっかり耳せんをする後藤田隊長や、イングラムを見上げるシバシゲオの哀愁漂う背中、乱雑な特車二課内の様子といった画像からは、原作の魅力の一つでもある、どこか現実的でユーモラスな雰囲気もしっかり反映された作品になっていることを予感させる。
『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第一章』は、現在にいたる特車二課の歴史を紐解くエピソード0「栄光の特車二課」、特車二課の日常を描くエピソード1「三代目出動せよ」の2エピソードになっている。(編集部・入倉功一)
映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第一章』は4月5日より新宿ピカデリーほかにて2週間限定上映