昨年亡くなった映画評論家ロジャー・エバートさん、故フィリップ・シーモア・ホフマンさんの配役を熱望していた
昨年亡くなったアメリカの映画評論家ロジャー・エバートさんが、もしも自伝的映画が作られることがあれば、故フィリップ・シーモア・ホフマンさんに自分の役を演じてほしいと妻のチャズ・イーバートに話していたことがわかった。
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Indiewireなど複数媒体によれば、ロジャーさんの著書を基に製作された彼のドキュメンタリー映画『ライフ・イットセルフ(原題) / Life Itself』の試写会後、質疑応答に出席したチャズは「フィリップ・シーモア・ホフマンの訃報を耳にしたときはショックでした。ロジャーは、彼は最も優れた多彩な俳優の一人だと言っていました」とフィリップさんの死に哀悼の意を述べた。さらに「ロジャーはいつも、『もし、わたしの映画が作られることがあれば、フィリップ・シーモア・ホフマンにわたしの役を演じてほしい』と話していました」と明かした。
映画『フープ・ドリームス』のスティーヴ・ジェームズ監督が、マーティン・スコセッシやヴェルナー・ヘルツォークらへのインタビュー映像を交えて製作した『ライフ・イットセルフ(原題)』は、今年CNNにて放映予定。劇場公開は未定。(鯨岡孝子)