優木まおみ、妊娠8か月のふっくらお腹で映画鑑賞「ドンドコ動いていました」
タレントの優木まおみが12日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた映画『エージェント:ライアン』の公開記念イベントに、映画字幕監修に初挑戦したジャーナリストの池上彰と出席した。妊娠8か月のふっくらお腹で登場した優木は、「女の子です。あと2か月半もしたら産まれてきてくれるのかなと」と出産が待ちきれない様子で、「試写室で観ていたら激しいシーンの間ドンドコドンドコ動いていました。自分もスパイ気分になって暴れ回っていたのかな」と柔和な笑顔で話した。
同作は、『レッド・オクトーバーを追え!』や『今そこにある危機』として映画化されてきた故トム・クランシーの人気小説「ジャック・ライアン」シリーズを、新たに実写化したサスペンスアクション。かつてアレック・ボールドウィンやハリソン・フォードが演じたCIA情報分析アナリストのジャック・ライアンにクリス・パインがふんし、世界恐慌勃発を狙う巨大な陰謀に立ち向かう姿を描く。
映画について優木は、キーラ・ナイトレイが演じたジャックの婚約者に共感したといい「最初はジャックがCIAと思わずに結婚を決めたのに、CIAとわかったとき自分はどんな気持ちになるか、投影しながら観ました」とコメント。「でも、旦那さん(クリス)がかっこ良くて。奥さんだったらキュンとしちゃうだろうな」と女子目線も忘れなかった。
一方、字幕監修を手掛けた池上は、劇中のウォール街のシーンで、ジャックが同僚に「裁定取引をやってくれ」というセリフを「この仕事は君に」と修正したことを告白。「裁定取引」は金融業界ではごく普通に使われている言葉だというが、「そこで働いている人にはゾクゾクくるかもしれないけど、それ以外の人にはわかりにくいし、かといって長く説明できない」と悩んだ末、「このシーンは同僚に何か仕事を与えることを伝えられればいいので、そうしました」と翻訳の意図を語り、字幕監修の難しさを説明していた。(中村好伸)
映画『エージェント:ライアン』は2月14日先行公開、2月15日より全国公開