「仮面ライダー」井上正大、小池里奈から恋愛トークにダメ出し！
映画『テコンドー魂～REBIRTH～』の初日舞台あいさつが15日、都内で行われ、特撮ドラマ「仮面ライダーディケイド」などで知られる主演の井上正大をはじめ、馬場良馬、浜尾京介、橋本真一、辻伊吹、小池里奈、小林星蘭、香月秀之監督が出席した。
日本国際テコンドー協会の協力のもと、道場の跡継ぎをめぐる兄弟の葛藤や絆を描き出した本作。劇中で井上ふんする主人公・利通の妹役を務めた小池は「井上さんとはロケバスで人生観を語り合ったりしました」と述懐。「そんな話、したっけ？」という井上に対し、「恋愛観みたいな話をしたじゃないですか。でも恋愛観が真逆で、全然かみ合わなくて。これはダメだと思いました」という小池の身もふたもないコメントに、会場は大いに沸いた。
一方、利通に願いを託す不思議な少女ルイにふんしたのは子役の小林。「森の中で転んじゃったりもしたけど、撮影は楽しかったです」というコメントに、観客たちはほっこり。そんな彼女を「頑張ったね」とねぎらった香月監督は「（小林）星蘭ちゃんには（溝端淳平主演の）『君が踊る、夏』という映画に出てもらったんですけど、テストをやってくれなかったんですよ。でもそのまま本番に行くと、きちんとセリフを話してくれる。これは大物女優に育つぞと思いましたね」と振り返っていた。
またこの日は、昨日から降り積もった雪が都心を覆う中、多くの観客が来場し、「雪の中、どうもありがとうございます」と感謝する浜尾。劇中では、大学のマドンナに密かに思いを寄せるシーンもある役どころとなり、司会者から「この映画では唯一ラブ要素がある役ですね」と呼び掛けられる一幕も。それに対して「ちょっとだけですけどね。でもかわいかったですよね～」と照れくさそうにした浜尾に対して、「自分が？」とツッコみを入れる共演者たち。「自分が好きなんてどれだけナルシストなんですか！ 相手役の優衣（高野こずえ）にですよ」とあわてる浜尾の姿に、会場は笑いに包まれた。（取材・文：壬生智裕）
映画『テコンドー魂～REBIRTH～』は池袋シネマ・ロサほかにて公開中