安達祐実、R-18文学賞受賞作の映画化で主演!悲しき運命を背負った花魁に
女優の安達祐実が第5回「女による女のためのR-18文学賞」で大賞と読者賞をW受賞した宮木あや子の同名小説を映画化した『花宵道中』に主演することがわかった。悲しき運命を背負った花魁(おいらん)を演じる安達は、「花魁の役は今までやったことがなかったのでうれしかったですし、今のわたしにはとてもいい役だと思いました。原作の世界観をどう表現するかは総合力だと思うので、わたしはただ役の心や思いに集中して演じるようにしていました」と明かした。
本作の舞台は、江戸時代末期の新吉原。捕らわれの身ながら地道に働き、間もなく年季明けを迎えようとしていた人気女郎・朝霧(安達)は、縁日で半次郎という青年と出会う。そして、彼との出会いが彼女の運命を大きく変えていく。
半次郎役に現在放送中のTBS系ドラマ「S -最後の警官-」などに出演する淵上泰史、朝霧の妹女郎役に『ふがいない僕は空を見た』などの小篠恵奈がふんするほか、高岡早紀、友近、津田寛治らが脇を固める。監督は、テレビドラマ「殺しの女王蜂」「マジすか学園」などの豊島圭介。(編集部・中山雄一朗)
映画『花宵道中』は2014年秋、テアトル新宿ほか全国公開