タカトシ『オンバト』終了を惜しむ「この番組がなければ東京にいない」
今月23日の放送をもって終了するNHKのお笑い番組「オンバト+」の取材会が6日、NHK放送センターで行われ、司会を務めるタカアンドトシらが出席した。トシは本番組について「オンバトなくして今の自分たちはなかった」と言い、タカも「札幌大会で初めて出させていただいたのを覚えています。この番組がなければ東京へ出てくることもなかったと思う」としみじみ語った。
取材会にはタカアンドトシと共に司会を務める柴崎行雄アナウンサーや、過去に出演したアメリカザリガニ、アンジャッシュ、うしろシティ、ニッチェの近藤くみこ、スピードワゴン、ダンディ坂野、トップリード、トレンディエンジェル、流れ星、Hi-Hiも出席。
アンジャッシュの児嶋一哉は「初回から出させていただいて、その後チャンピオンにもならせていただいた。ご飯を食べられるようになったのは、この番組のおかげ」と語り、スピードワゴンの井戸田潤も「出ると両親が喜ぶ番組だった」と番組の終了を名残惜しんだ。また、ニッチェの近藤は「わたしにとって教科書のような番組。この番組がなければ芸人になっていなかったと思う」とコメントした後、涙まで見せて周囲を驚かせた。
この日は16日放送の「オンバト最終章 チャンピオン大会直前 15年間ありがとうスペシャル」の収録も行われ、司会のトシは「最後の大会だし、悔いなくやってほしい」とチャンピオン大会進出者に向けてエールを贈った。
なお、これまで放送分の成績でS×L、学天即、THE GEESE、スーパーマラドーナ、風藤松原、BLUE RIVERの6組がすでにチャンピオン大会進出を決めている。(取材・文 名鹿祥史)
「オンバト最終章 チャンピオン大会直前 15年間ありがとうスペシャル」は3月16日午前0:50~1:49(15日深夜)
「オンバト+ 第4回チャンピオン大会」は3月23日午前0:05~1:34(22日深夜)