「ルパン三世」次元メインの新作が劇場公開!不二子に続くスピンオフ第2弾!
モンキー・パンチ原作の人気テレビアニメ「ルパン三世」で、ルパンの相棒として活躍する次元大介を主役に配した新作『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』が、今年の初夏に劇場公開されることが明らかになった。「ルパン」27年ぶりのテレビシリーズとして話題を呼んだ、2012年放送のアニメ「「LUPIN the Third ~峰不二子という女」に続くスピンオフ第2弾となる。
監督は「峰不二子という女」でキャラクターデザインと作画監督を担当した、映画『REDLINE』の小池健。今回も自らキャラクターデザインを務め、原作のアダルトでエロティックなテイストを生かした世界観が話題を呼んだ前作の雰囲気そのままに、よりハードボイルドな世界の構築を目指す。声優は栗田貫一、小林清志、沢城みゆき、山寺宏一。
「ルパンと次元がどうやって相棒になっていったかを描いてみたかった」という小池監督。前作同様、おなじみのメンバーたちの若かりし日の活躍が描かれるようで、「ルパンはワルではあるけれど、『盗む』という行為に託して自分の作戦を練っていく。一方、次元は非常に高い技術をもった孤高のガンマン。このふたりの組み合わせの妙や、チームが形成されていく過程を表現できればと思い制作しました」と作品に掛けた思いを語っている。
脚本は数々のテレビドラマやアニメ「TIGER & BUNNY」などで知られる高橋悠也が担当。「峰不二子という女」に続きプロデュースを手掛ける浄園祐は、「新しい、カッコいいルパン三世をスピンオフでも作り続けたいと思っています。『このルパンを待っていた!』と感じていただければ」とさらなるスピンオフの制作にも意欲を見せている。(編集部・入倉功一)
『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』は2014年初夏、新宿バルト9にて期間限定特別上映