6歳少年を12年間追う!『スクール・オブ・ロック』監督の新作は7月米公開
映画『スクール・オブ・ロック』(2003)などのリチャード・リンクレイター監督の新作『ボーイフッド(原題) / Boyhood』のアメリカ公開が7月11日に決定した。配給会社IFC フィルムズの公式サイトで明らかになった。
リチャード・リンクレイター監督映画『ビフォア・ミッドナイト』写真ギャラリー
本作は、映画『恋人までの距離(ディスタンス)』(1995)、『ビフォア・サンセット』(2004)、『ビフォア・ミッドナイト』(2013)の3部作を手掛けたリンクレイター監督が、6歳だった少年を12年間追いかけて大人になっていく過程を描いた意欲作。エラー・コールトレーン主演で、テレビシリーズ「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」のパトリシア・アークエットが母親、父親はリンクレイター監督と何度もタッグを組んできたイーサン・ホークが演じている。
2001年に企画が立ち上げられ、2002年から撮影していた。当時リンクレイター監督は40代で父親として7、8年たっていたようで、何か少年時代を表現したかったことから、大人になっていく少年を、学校教育を通して描こうと思ったとDeadlineのインタビューで明かしている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)