神木隆之介＆二階堂ふみ、初共演で東野圭吾「変身」をドラマ化！

　人気作家・東野圭吾の発行部数125万部を誇るベストセラー医療サスペンス「変身」が、神木隆之介と二階堂ふみの初共演で連続ドラマ化され、今年7月にWOWOWで放送されることが決まった。

　本作は、脳移植手術を受けたことで徐々に人格が変容していく主人公・成瀬純一（神木）と、それでも純一を想い続け、何とか昔の姿に戻ってほしいと手術に秘められた謎を追おうとする恋人・恵（二階堂）の姿を描くことで、医科学の禁断の領域に踏み込んだ意欲作。

　「手術前と手術後では、二階堂さんが演じる恵に対する態度が全然違うので、二階堂さんに対しては何か罪悪感がありますね（笑）」と打ち明けた神木は、「恵が献身的に純一を支えていたり、お互いの信頼感だったり、それぞれの歪んだ愛情が生々しくて、リアリティーがあります。人対人、という意味ではラブストーリーだと思います」と本作を表現した。

　二階堂も「この作品は『純愛』があるからこそ生み出されたサスペンスといえるかもしれませんね」と同意。初共演の神木については「ワンシーン毎に神木さんが“変身”していってしまい、恵からは遠のいていくのですが、それでも撮影以外ではわたしとの繋がりを持っていてくれる素晴らしい方だと感じました。年齢は一つしか変わらないのですが、それを感じさせない大きさがあってスゴイな、と思います」と語っている。

　その他の出演者は、臼田あさ美、渡部豪太、戸次重幸、マキタスポーツ、中尾明慶、東根作寿英、本田翼、松重豊、村上淳、伊武雅刀など。東野原作のドラマ「分身」を手掛けた永田琴監督が再びメガホンを取る。（編集部・市川遥）

連続ドラマW「変身」は今年7月WOWOWで放送予定