宮部みゆき「ソロモンの偽証」映画化、監督は『八日目の蝉』の成島出に決定!
映画『八日目の蝉』の成島出監督が「模倣犯」などで知られる人気作家・宮部みゆきの同名ミステリー巨編を2部作で映画化する『ソロモンの偽証』でメガホンを取ることが明らかになった。
同作は、ある生徒の死をきっかけに、目撃者を名乗る匿名の告発状、次々と増える犠牲者、マスコミの過剰報道に揺れる中学校を舞台に、保身に走る教師たちに見切りをつけた一人の女子生徒によって開廷される学校内裁判と、そこで暴かれる真実を描く。
今回の決定について池田史嗣プロデューサーは、「成島出監督はトップクラスの実力と企画の本質を捉える天性の才能を持ち、加えてその愚直なまでに真摯(しんし)な姿勢を貫くことで作品に奇跡を起こすことのできる、本当に希有(けう)なクリエイターだと思っています」とコメント。「“史上最強のミステリー”を“史上最強の映画”にするために、スタッフ一同、全身全霊で挑みます。乞うご期待ください」とアピールした。
なお、キャストに関しては現在、主演を含む中学生役を決定するオーディションを実施中。クランクインは初夏を予定している。(編集部・中山雄一朗)
映画『ソロモンの偽証』は2015年2部作拡大公開