篠原ともえ、声優界にシノラー旋風起こす?海外ドラマ声優に初挑戦
タレントの篠原ともえが3日、都内で行われた海外ドラマ「MAJOR CRIMES ~重大犯罪課<ファースト・シーズン>」のDVDリリース記念特別試写会に出席した。本作で海外ドラマの吹き替え声優に初挑戦した篠原は「19年の芸能生活の中で、初めてのことに挑戦できてうれしかった。愛を込めて挑戦しました。いつもと違う篠原を発揮できた」と笑顔で語った。
本作は人気海外ドラマ「クローザー」のスピンオフ作品となるクライムサスペンス。篠原は第8話のメインキャストとして、母親が殺害された事件の目撃者となる女性役を務める。
両親と完成した作品を観た際、母親が自分の声と気付かなかったというほど落ち着いた演技を披露しているという篠原。「身に着けるものでかなり声のトーンをコントロールするタイプ。収録では大人の女性を演じるため、きっちりとスーツを着て挑みました」と工夫を明かす。
さらにこの日は、共に登壇した小林美奈、宝亀克寿、稲葉実、山像かおりら本作の声優陣が見守る中で公開アフレコにも挑戦。主人公シャロン・レイダー役の小林は「役の中に自然に入れるところが素晴らしい。篠原さんが一瞬消えたような気がしました」と篠原の実力を評価。その言葉に「声優業にもっとトライして、声優界にシノラー旋風を巻き起こしたい」と色気を見せた篠原は、「シノラー時代からボイストレーニングに通って準備していたんです。ナレーションの経験も生きました。点数を付けるとしたら無限大満点」と自信たっぷりだった。
また篠原は、かつてジョージ・ルーカスにインタビューをした際、ハリウッド挑戦の意思を伝えたことを振り返ると「いまだに返事が来ていませんが、もう少し待っていようと思います」と明かして周囲を笑いに包んだ。(取材・文 名鹿祥史)
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