実写版『ルパン三世』ビジュアルが公開!赤ジャケットの小栗ルパン!
テレビアニメ化もされたモンキー・パンチの漫画を小栗旬主演で実写化した映画『ルパン三世』(8月30日公開、北村龍平監督)のキャラクタービジュアルが公開された。主人公・ルパン三世役の小栗旬をはじめ、次元大介役の玉山鉄二、石川五ェ門役の綾野剛、峰不二子役の黒木メイサ、銭形警部役の浅野忠信は、それぞれ役になりきっており、衣装合わせに同席したモンキー・パンチも「いいね。映画になるんだね」と満足していたという。
ルパン三世のビジュアルは、テレビアニメ第2シリーズにあたる「ルパン三世(新)」の、「赤ジャケット」「黄ネクタイ」という服装を踏襲。小栗旬は役づくりのため8キロの減量に挑み、手足の長さを強調したルパン三世らしい体形にすることに成功した。
また、黒木メイサがふんする峰不二子も、豪華なアクセサリーをふんだんに身に着けるなど、原作やテレビアニメ版のイメージを引き継いだセクシーな女性に。劇中では入浴シーンやガウン1枚でのアクションシーンも用意されており、峰不二子ならではのセクシーさを演技面でも表現しているという。
ほかにも、ルパン三世愛用のワルサーP38、次元のS&W M19コンバットマグナムといったおなじみの武器も完全再現。ルパン三世のもみあげが原作ほど長くないなどの差異はあるものの、山本又一朗プロデューサーによると、これらの変更点は人間としてのリアリティーを追求した結果だといい、「アニメを意識しながらも、実写版独自の世界観になっている」と自信を見せている。
昨年12月末にクランクアップを迎え、現在は編集の最終段階の真っただ中。「映画『ルパン三世』に自信が持てている」と語った山本プロデューサーは、本作について「ルパン一味集合みたいな話。シリーズ化も視野に入れている」と明言しており、その仕上がりに期待が懸かる。(編集部・福田麗)
映画『ルパン三世』は8月30日より全国公開