松岡修造、小学生を相手に熱血授業!ポイ捨てする前に心に聞いてみてと諭す
スポーツキャスターの松岡修造が、22日、都内の小学校に1日熱血教師として登場し、173人の生徒を前に特別授業を繰り広げた。これはBBC EARTH製作の地球ドキュメンタリー映画『ネイチャー』の公開に合わせたもので、本作の応援隊長でもある松岡は「自然が今、大変なことになっているってみんな知ってる?」と熱く語り掛けた。
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体育館で本作を鑑賞した生徒たちの前にサプライズで登場した松岡。「3Dメガネで映画を観てどうだった? 『ネイチャー』だから寝ちゃったかい?」と軽妙に話し始めたあと、おもむろに服を脱ぎだしトレーニングパンツ姿に。「今日は、映画で見た動物になってもらいます」と、カメレオンと砂漠に住むシャベルカナヘビの動きをレクチャー。「カメレオンの目の動きをまねると、スポーツのとき視野が広くなる。クルマにもひかれないよ。シャベルカナヘビの動きは、いい体幹の練習」と話し、生徒たちを巻き込んだ体操の授業に。
その後、日本オリンピック委員会の委員でもある松岡は「オリンピックの国際会議では、地球温暖化でもうすぐ冬のオリンピックができなくなるって話されているんだ。こないだのソチオリンピックも人工雪を使っていたのを知ってる?」と尋ね、「ゴミのポイ捨てがしたくなったらしてもいいけど、でも本当にこれでいいかって、必ず自分の心に聞いてみて」と語り掛けた。「きみたちはこれからもっと大きくなる。人生はチャレンジ。今日は熱心に聞いてくれて感激しました。みんなは俺より熱い!」と、爽やかな笑顔でエールを送っていた。
本作は『ディープ・ブルー』、『アース』など、良質なドキュメンタリー作品を手掛けてきたイギリスBBC EARTHの最新作。ハリウッド最高の4K3Dカメラを用い、573日という撮影日数をかけ、知られざる大自然の姿を捉えた。世界遺産のビクトリアの滝やナミビアのナミブ砂漠、マウンテンゴリラが生息するアフリカ・ビルンガ山地の熱帯雨林など、息を飲むほど美しい映像が展開される。(取材・文:岸田智)
映画『ネイチャー』は5月2日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国公開