上島竜兵、3行以上のセリフは覚えられない!俳優論を語る
ダチョウ倶楽部の上島竜兵が26日、シネマート新宿で行われた主演映画第2弾『上島ジェーン ビヨンド』の初日舞台あいさつに出席した。共演で元SDN48の野呂佳代から、リハーサルを何度も繰り返していた様子を突っ込まれると、上島は「段取りものってダメなんですよ。自然にやるのが一番好きなので」と説明。『銀の匙 Silver Spoon』などで俳優としても活躍している上島は「3行以上のセリフは覚えられないですから。自由にしゃべろって言われないとね」と自由人の上島らしい役者論を語っていた。
上島と野呂をはじめ、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、清宮佑美、安藤あいか、希志あいの、結城リナ、宮田綾子、市東重明、マッコイ斉藤監督が出席した舞台あいさつ。ステージでは上島節全開で終始観客の笑いが絶えず、冒頭のあいさつでも上島は「今日『テルマエII』『相棒3』がある中、劇場に来ていただいて、本当に申し訳ありませんでした」といきなり謝罪して大きな笑いが起こった。
さらに、「観ていただいて俺はやっぱり最低ですか?」と客席に呼び掛けると「さいてーい」と返され、肩を落としながら「面白かったですか?」と聞くと今度は「面白かったー」と返事が。上島は「いくら最低と言われても、『面白かった』という言葉を聞けるのが一番の快感であります」とほっこりした笑顔で笑わせた。
また、サーフィンの技術指導をした市東から「沖に出ると『怖い』と連呼していた」と暴露され、上島は「このお話をいただく前に、監督に泳げないことは伝えてありますから。足がつくとこまでしかだめだよって。でも、彼がいてくれたおかげでね」と市東に感謝。イベントの後半には劇中に登場するアイドルグループ「九十九里ッターズ」として野呂、安藤、結城、宮田のミニライブも行われ、上島は「いい曲ですね。すぐにでも海に行きたくなるような」と目を細めていた。
同作は人気お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が、自分の存在意義を求めて後輩の毒舌芸人・有吉弘行と共にサーフィンに挑む様子を記録した『上島ジェーン』の続編。前作から5年後を舞台に、再びサーファーとなった上島が巻き起こす騒動の数々や挑戦の行方を追う。(中村好伸)
映画『上島ジェーン ビヨンド』は公開中