歌手ジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー完成、カンヌ国際映画祭で本格セールス開始!
1960年代に活躍した伝説の歌手ジャニス・ジョプリンを描いたドキュメンタリー映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー(原題) / Janis: Little Girl Blue』が、今年のカンヌ国際映画祭で、そのセールスが行われることがVarietyや複数のメディアによって明らかになった。
本作は、ディスアーミング・フィルムズと映画『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』『「闇」へ』のアレックス・ギブニーの製作会社ジグソー・プロダクションが製作した作品で、監督は映画『フロム・イーブル ~バチカンを震撼させた悪魔の神父~』のエイミー・バーグがメガホンを取った。
そのストーリーは、ジャニス・ジョプリンが「ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニー」と共にモントレー・ポップ・フェスティバルで演奏して注目を集めた頃から、1969年のウッドストック、1970年の「フェスティバル特急」と呼ばれた列車に乗ってカナダツアーを行った頃までを描き、彼女の家族や友人、同じロック界の仲間へのインタビューや、楽曲「クライ・ベイビー」、「メルセデス・ベンツ」、「ピース・オブ・マイ・ハート」なども含まれているそうだ。
そしてこのたび、コンテント・フィルムズがカンヌ国際映画祭で世界配給のセールスを行うことになった。世界中に大きな影響を与えてきたジャニス・ジョプリンのドキュメンタリーならば、カンヌでも話題になりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)