『ハムナプトラ』リブート版から監督が降板…方向性の違いが原因
ブレンダン・フレイザー主演で大ヒットした『ハムナプトラ』シリーズのリブート新作から、アンディ・ムスキエティ監督が降板することが明らかになった。TheWrapが報じた。同作は2016年4月の全米公開を予定している。
アンディ・ムスキエティ監督の大ヒットホラー!映画『MAMA』場面写真
ムスキエティ監督は今月に日本公開されるホラー映画『MAMA』を大ヒットに導き、一躍ブレイクを果たした新鋭。当初、『ハムナプトラ』のリブート新作は『アンダーワールド』シリーズのレン・ワイズマン監督がメガホンを取るとみられていたが、昨年12月にムスキエティ監督の抜てきが発表されていた。降板理由は、方向性の違いだと説明されている。
映画『ハムナプトラ』シリーズは1932年の映画『ミイラ再生』を基に、『ヴァン・ヘルシング』などのスティーヴン・ソマーズが監督を務めたアクションアドベンチャー。元軍人の主人公リック・オコーネルが古代文明の謎に挑むさまを描き、2008年までに本編3作、外伝1作が製作される人気シリーズとなった。
今回のリブート新作は、『トランスフォーマー』などのアレックス・カーツマンとロベルト・オーチーがプロデュースを手掛け、前作までとはガラリと雰囲気を変えた作品になるとのことだったが、まさかの監督降板。今後、製作陣は後任探しに奔走することになりそうだ。(編集部・福田麗)