長澤まさみ、ジョン・ウー監督作で初のカンヌ入り!金城武らと会見
女優の長澤まさみが、映画『レッドクリフ』シリーズで知られるジョン・ウー監督の最新作『太平輪(原題)』のプロモーションのため、今月14日(現地時間)よりフランスで開催される、第67回カンヌ国際映画祭に出席することがわかった。長澤のカンヌ入りはこれが初になるという。
同作は、1949年に中国から台湾へ向かう豪華客船「太平輪」が貨物船と衝突し、沈没した海難事故「太平輪沈没事故」がベースのラブロマンス。1,000人以上の死者を出し、中国版「タイタニック」ともいわれた豪華客船に乗り合わせた3組の男女の運命が絡み合うさまを描く。
製作にあたっては、長澤をはじめ、金城武、チャン・ツィイー、ソン・ヘギョといった、日中韓を代表する豪華キャストがウー監督の下に集結。日本から黒木瞳も参加し、外国映画初出演を果たすほか、チン・ハイルー、ユイ・フェイホン、ワン・チエンユエンら中華圏を代表する俳優陣の出演も明らかになっている。
長澤は主要キャストの一人として、現地時間5月17日と18日に行われるプレスカンファレンスに出席、恋人役の金城らと会見や各国の取材に臨む予定。製作費4,000万ドル(約40億円・1ドル100円計算)、2部構成の大作となる『太平輪(原題)』。世界中のメディアから注目を浴びることなりそうだ。中国では2部作それぞれが、2014年末と翌2015年に公開予定、日本公開は未定となっている。(編集部・入倉功一)