アンジェリーナ・ジョリー、女優業引退へ 今後は監督に専念
女優アンジェリーナ・ジョリーが女優業から引退する意向を示した。Mirror Onlineが報じた。
アンジェリーナは現地時間9日、主演映画『マレフィセント』のイベントに共演のエル・ファニングと出席。そこでアンジーは「わたしは今後、監督業に専念したいと思っています。そのために女優業を引退することにしました」と発言した。
「わたしは演技が好きです。でも、わたしは監督として、ヘアメイクやメイクなしのジーンズ姿で撮影現場に行く方が“家族”の一員になれた気がして、好きなのです」とアンジェリーナ。女優としてはあと1、2本の映画に出演する予定だと明かしており、その後、監督に専念するものとみられる。
アンジェリーナのパートナーである俳優のブラッド・ピットも、当時47歳だった2011年に「50歳になったら俳優を引退する」と発言。昨年12月に50歳を迎えた後もブラッドは俳優として活動しているため、ブラッドよりも先にアンジェリーナが俳優業から退くことになる可能性も出てきた。
現在38歳のアンジェリーナは1990年代前半に女優デビュー。1999年の映画『17歳のカルテ』の演技でアカデミー賞助演女優賞を獲得し、以後はハリウッドのトップスターとして多くの作品に出演している。2011年には『最愛の大地』で監督としてデビュー。先日には2005年の『Mr.&Mrs. スミス』以来、約10年ぶりにブラッドと新作映画で共演するかもしれないと報じられ、大きな話題になった。父親はアカデミー賞俳優ジョン・ヴォイト。(編集部・福田麗)