『アベンジャーズ』キャスト、がんに苦しむファンのためSNSで団結
映画『アベンジャーズ』シリーズでヒーローを演じる俳優たちが、がんに苦しむマーベルファンの希望をサポートするため、SNSを通じて素晴らしいチームワークを発揮した。
映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』フォトギャラリー
60歳になるというストラトフォード・カルデコットさんは、マーベルのアメコミ映画を愛する大のコミックファン。しかし前立腺がんの進行による体調悪化のため、『アベンジャーズ』シリーズ最新作『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を劇場で観ることがかなわなかった。さらに悪いことに、彼が宣告された余命は、DVDリリース予定の8月に間に合うものではなく、ソフト化を待っての鑑賞も難しい状況になってしまったという。
そこでストラトフォードさんの娘であるソフィーさんは、リリース前の同作を父に鑑賞させてほしいと、ツイッター上で「#CapForStrat」のハッシュタグを付けたキャンペーンを展開。そして、これを『アベンジャーズ』キャストも知ることになった。
まずはハルク役のマーク・ラファロが、ストラトフォードさんをサポートするメッセージを手にした自身の画像を投稿。それに追随して、ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、クリス・エヴァンス、ジェレミー・レナー、トム・ヒドルストン、コビー・スマルダーズ、クラーク・グレッグ、サミュエル・L・ジャクソンなど、映画やテレビドラマ「エージェンツ・オブ・シールド(原題) / Agents of S.H.I.E.L.D.」のキャストもSNSを通じてサポートメッセージを拡散した。
結果マーベルもこの呼び掛けに応えたようで、ソフィーさんは自身のブログで、「お父さんが『ウィンター・ソルジャー』を観られることになりました!」と報告している。(編集部・入倉功一)