『ダークナイト』原案者による青木ヶ原樹海が舞台の映画、本格的に始動!
映画『ダークナイト』シリーズの原案などでおなじみのデヴィッド・S・ゴイヤーが原案を手掛けた日本の青木ヶ原樹海を舞台にした映画『ザ・フォレスト(原題) / The Forest』の北米配給がフォーカス・フィーチャーズに決定し、本格的な始動がThe Hollywood Reporterほか複数のメディアで報じられた。
本作は、映画『グリーン・デスティニー』『天国の口、終わりの楽園。』のデヴィッド・リンドの製作会社ラヴァ・ベア・フィルムズと、デヴィッド・S・ゴイヤー、さらに製作会社ファントム・フォー・フィルムズが共同で製作する予定。
脚本の原案はゴイヤーが執筆したものをサラ・コーンウェルが改稿し、コマーシャルやミュージック・ビデオを手掛けてきたジェイソン・ザダがメガホンを取るようだ。
自殺の多い青木ヶ原樹海で行方不明となったアメリカ人の双子の姉を捜すために妹が日本を訪れて真相を探るが、死者の魂に邪魔をされるというストーリー。
ガス・ヴァン・サントも新作映画『シー・オブ・ツリーズ(原題) / Sea of Trees』で富士の樹海を舞台にしているが、同作がドラマ性の強い作品になるのに対し、『ザ・フォレスト(原題)』は超自然的要素を強調した作品になるようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)